一緒に行ったEAST隊長と。
浦和vsマンチェスターユナイテッドの試合を見に、埼スタに行って来ました。
今回のチケットはアウェーG裏自由席だったので、早目に並ぼうってことで、
一緒に行くEASTメンバーとはお昼前に合流。
30℃を超える蒸し暑さの中、汗だくになりつつ3時間近く並ぶ。
こんなに並んだのは、昨年のU-23代表のオリンピック最終予選以来だ。
並んでる間はヒマなので、みんなでUNO大会。
ただやるだけじゃつまんないので、ちゃんと成績表を作って順位をつけた。
うちらがこういったゲームをやる場合、「誰が勝ったか」と言うより、「誰が負けたか」が
一番重要。つまり、何をするにしても負け犬を決めるってこと。
さて、本日の負け犬。
おっさん しかもダントツで
なんで私はこうもゲームに弱いんだろう。また今日もみんなの嘲笑の的となってしまった。
そんな中、明日大事な国家試験があるというのに、サッカー見たい!と参考書片手に
スタジアム入りしたMちゃんは、他の4人が大人気ない争いを繰り広げている横で、
まるで「コイツらは他人」とばかりに、一人黙々と勉強を続けていた。
さて、開場時間になりスタジアム内へ。
通路上の一番前というなかなかいい席を確保し、試合開始を待つ。
今回の試合、マンチェスター・ユナイテッドのアジア遠征の最後を締めくくる一戦。
私のお目当ては、高松のお手本である、あのR・ファン・ニステルローイ。
言わずとも知れたオランダ代表、世界トップクラスの天才FW。
ちなみに本名は ルトヘラス・ヨハネス・マルチナス・ファン・ニステルローイ だって。長っ。
実はパットともお友達らしい。オフには地中海かどっかの島で、家族ぐるみでバカンスを
楽しんでる仲だって何かで読んだ。
スタジアムにも10番のレプユニを着てる人がたくさんいて、その人気の高さを伺わせていた。
ところがっ!!
試合前の選手紹介で彼の名前が出てこない。控えにもいない。
・・・どうやら欠場らしい。マジかよぉぉぉぉ(つд`).・゚
それを知った会場内には、ため息にも聞こえるようなざわめきが広がった。
おそらく大多数の人が彼のプレーを間近で見れるのを楽しみにしていたに違いない。
マンチェスターにしたってオランダ代表にしたって、滅多に日本に来ることはないのに・・。
とにかくもの凄く残念だった。
とは言いつつ、私にはもう一人お目当ての選手がいた。
こちらもオランダ代表で、今季フラムからマンチェスターに移籍してきた
GKファン・デル・サール。
昨年のEUROを見て以来、大ファンになってしまった。
間近で見るファン・デル・サール。とにかくデカい。
マンチェスターの選手達はさすがに背の高い選手が多いのだが、その中でも際立って
デカい。197cmもあるから向こう側のゴールを守ってても、ちっとも小さく見えない。
んでもってカッコいい。言うことなし。
(カッコいいかどうかは賛否両論らしい)
ピッチ入場直前に中で並んで待ってる選手達の様子がオーロラビジョンに映し出された時、
レッズの選手達が「あいつデケぇ・・。」みたいな顔で、完ペキ飲まれたかのようにボ~ッと
眺めてたのにはウケたよ(笑)
試合中は一度ファインセーブを見せたけど、それ以外はさほど出番も無かった。
でも一度でいいからプレーを見たい選手だったので、大満足。
それにしても、マンチェスターの選手は疲れてた。
この蒸し暑さもあったと思うが、ホント足が重そうだったし走れてなかった。
でも2得点を挙げたルーニーのテクニックや、ポルトガルの新鋭C・ロナウドのドリブルや
足技などは、見ててもワクワクさせてくれた。
やっぱスゴイね、あの人達は。
話は変わるけど、試合前。
明らかに「イギリスから来たんだろうな~。」と思わせる外国人のおっちゃんが二人、
空いてる席を探していた。
ちょうど隊長の横が2席空いてたので、「隊長、あの人達呼んであげたら。」と言うと、
隊長立ち上がって「ヘイ!ヘイ!ツーシート!」と叫んでこっちに呼び寄せる。
それで通じたらしく、「ベリーサンキュー!」と言いながら握手してくれた。
彼らはまさにマンチェスターから来たそうで、チームのアジアツアーについて回ってたとの事。
「昨日は六本木でルーニーと飲んでたよ。」とか言ってるし。ホントかよ(笑)
「日本はどうですか?」と聞くと、「みんなとても親切でとても気に入ってる。」って。
そんでもってこのおっちゃん達、かなり面白い。
試合中、何やら歌を歌ってるので最初はマンチェスターの応援歌かと思ってよく聴いてたら、
どうやらプレスリーの曲っぽい。
そんで「オ~ウ。○×△☆~。ガハハハハ~。」
(英語だから何て言ってんのかは分からん)とあっちを指差しながらゲラゲラ大笑いしてる。
何かと思ったら、下の通路にプレスリー似の兄ちゃんが立ってて、それを見て大ウケらしい。
もう試合そっちのけで大笑い。しかも指差しながら。おいおい。
で、浦和の誰かが思いっきり打ったシュートが大きく枠の上に飛んでった時は、
「オ~ウ!プププププ。」とか言って口に手を当てて背中丸めて小馬鹿にしてる。
でもレッズの選手が危ないファールをすると「ファッキン!!」っつって激怒してるし、
かと思えば、ルーニーがシュートを決めた時は立ち上がって「ヒューー!!」と大喜びしてる。
見ててこっちが笑っちゃうくらい、本当に楽しそう。
隊長もそんなに英語が分かる訳ではないのに、双方酔っ払ってる勢いもあって
何だか会話が通じちゃってるみたいでノリノリになってて、これまた楽しそう。
イギリスは紳士の国だって聞いたことがあるけど、あのおっちゃん二人を見てる分には
ぶっちゃけそうは思えなかったが、サッカーが本当に好きで本当に楽しんで見てるんだなって
思った。
このおっちゃん二人、いい加減酔っ払ってます。
試合結果は2-0でマンチェスターの勝利。
浦和も頑張ってはいたけど、どこかちぐはぐでボールが繋がってなかった。
でも、後半出てきた新外国人マリッチとポンテはちょっと怖い存在かも。
特にポンテはミドルシュートがあるから警戒が必要かな。
そんなこんなで、ファン・ニステルローイがいなかったのは残念だったけど、
ファン・デル・サールが見れたから良しとしよう。
いつかオールド・トラフォードでその姿を見たいと思う。
来年はドイツでオランダ代表としての活躍がたくさん見れるかな。
パットもいるといいな。
次に埼スタに行くのは、9/10の浦和戦。
赤がなんだ、アウェーがなんだ。
負けるもんか。絶対勝ってやる!
ところで、前の方に座ってたシュバインシュタイガーのレプユニ着た兄ちゃん。
来る所違うだろ(笑)